検索結果は人によって全く別物！恥をかかないために理解しておくこと

あなたの一番の理解者は、Googleかもしれない。

どうも、オークニです。

先日のGoogle検索の小技に伴い、"追い"Google検索ネタです。ただし、今回は特になんの小技もありません。

ただただ、目に余る世の恥ずかしい初心者ブロガーをディスる啓蒙するってゆー非常にありがた迷惑なお話です。

それでは早速、本題へ参りましょう。

一般的なGoogle検索結果とは

先日の記事、情報収集に便利！Google検索で「新着順」に表示する方法にて、私は度々Googleが良かれと思って表示する”個人個人に最適な”検索結果という表現をしていました。

”個人個人に最適な”とはどーゆーことか？

Googleはネット上での覇者であり、神です。我々個々人のありとあらゆる情報を収集し、分析し、それを世界中のために、そしてもちろん我々自身のために提供します。

仮に私が、自分のGoogleアカウントで「ラーメン」と検索したとします。

「ラーメン」というと超が付くほどのBIGキーワード。ネット上には現時点で約2億1,800万件のインデックスがあり、日々だいたい100万件ずつくらい増え続けています。

そんな膨大な「ラーメン」について、Googleは約0.5秒で

大阪の、さらに私の生息地である難波の西側周辺のラーメン屋をピンポイントで表示してきました。

やばみです。

何らかの工作員かな。

その辺のFBIなんかより確実に的確です。

Googleの端末、Googleのブラウザ、Googleの検索エンジン、それらを介して日々行われる我々のネット上の行動を、加えてリアルな行動履歴も、Googleは全て分析しています。

その結果、私が「ラーメン」と検索すると、難波のラーメン屋が紹介され、あなたが「ラーメン」と検索すると、あなたの家の近くのラーメン屋が表示されます。

これが、”個人個人に最適な”検索結果ということです。

つまり何が言いたいかというと、”個人個人に最適な”検索結果を表示するGoogle検索において、

私の検索結果とあなたの検索結果は全くの別物だ

ということ。

恥ずかしいブロガーとは

世のブロガーは、そんなGoogleの検索結果のもとで息をしています。

ブロガーたるもの、Googleのこの"常識的な仕様"については当然のごとく把握したうえで、息をしなければなりません。

ただ、残念なことにブログやTwitterを徘徊していると、未だに呼吸法を知らないのか、窒息しかけのブロガーをよく見かけます。

「自分の記事が、某キーワードで検索上位表示されたぜヒャッホーーーイ！！(ﾟ∀ﾟ)」みたいな。

ご丁寧に、スクショまで貼ってあるケースが大半なんですが、そのスクショを見た瞬間、慰めの言葉もありません。

「いやその画面…自分だけの検索結果…」

シークレットモード、プライベートモードの存在

これまでに述べた、Googleの”個人個人に最適な”検索結果というのは、総じてあなたがGoogleアカウントにログインしている状況下で生じる事象です。

逆に言えば、Googleアカウントにログインしていない状況、つまりシークレットモード、プライベートモードでの検索こそが公平な検索結果であり、正義です。

ここで、具体的な事例を紹介します。

ログイン状態での検索

例えば、私の名前である「オークニ」で検索してみましょう。

おし！！1位で表示されてるぜ！！

さすがオークニをもじったブログ名！

というか、2位のオークニジャパンって名前がなんかカッコイイ！笑

シークレットモードでの検索

それでは、肝心のシークレットモードでの検索順位はいかがでしょうか？無事にこちらでも1位を死守できているのだろうか…

ぐはっ。。。

全然ちがう。

オークニズムでもなければ、オークニジャパンでもない…

ちなみに、スクロールして下まで見ても、1ページ目にすらオークニズムの名前なし。2ページ目になってようやく発見できました。

明らかに違う検索結果

実際にご覧いただいた通り、これがGoogleの”個人個人に最適な”検索結果のパワーです。

そして、シークレットモードでの検索結果こそが、自分以外の他人が検索したときと同様の結果であり、正しい情報。

これが真実です。

決して、自分のログイン中のGoogle検索の結果だけでぬか喜びしないように。それは幻想です。Googleが”良かれと思って”、”あなただけのために”、"贔屓して"表示してるだけです。

1人でニヤニヤしているだけならまだしも、これをわざわざスクショしてブログやTwitterなどでドヤっているブロガーは、自ら「私は無知なブロガーです」と晒しているようなもんです。

ぜひご用心のほどm(_ _)m

シークレットモードのやり方（PC/Chrome）

検索結果が違うことは知らなかった人でも、シークレットモードはご存知の方も多いかと。

1ステップで簡単なのでサクッと。

Chromeにて画面右上端の「設定」を開き、「新しいシークレットウインドウ」を選択。

すると、このようなシークレット感満載の画面が表示されます。あとは、このシークレットウインドウにて好きに検索をすればOKです。

プライベートモードのやり方（iPhone/Safari）

iPhoneの場合、さらに一般的なので周知の事実かもしれませんが一応。

ページ最下部の右端の「新規ウインドウ」アイコンをタップ。

左の「プライベート」をタップ。

これで、iPhone版シークレットモードの完了です。

さいごに

とくに、iPhoneで検索結果のスクショを撮ってそのままTwitterなどでドヤるケースが多いのですが、Safariの画面の外枠が白か黒かでプライベートモードかどうか判断されます。

知らずに永遠と恥ずかしいドヤを繰り返し誰かに突っ込まれる前に、この記事が気づきのきっかけになればこれ幸い。