【ミニマリスト考察】本当にミニマムなブログデザインとは?
ミニマリストとはなんぞや?
ミニマム思考の人。最小限主義者。つまり、何事も最小限で事足らしたい人って解釈でいいのかな?
最小限のことしかしない人。最低限必要なものしか持たない人。
出典:小学館 / デジタル大辞泉
うむ、だいたいそれで良さそうだ。
では今回は、そんな自称ミニマリストを掲げるブロガーが、ミニマリストの素晴らしさを世間に知らしめるブログをデザイン的にどうすれば良いのか考察してみる。
ミニマリストなデザインとは?
ミニマリスト的にブログデザインを考えると、果たしてどうなるのだろう?ちょっと考えただけでも、なんとなくヤバい気がしてならない。
なんせ、最小限のことしかしない。
ブログにおいて必要最小限のコンテンツとは?
「記事」だ。
まずは、これを念頭に考える必要がある。と言うか、究極はこれで完結かもしれない。なんせ…
最小限だから。
あとはもはや全て+αと考えても良い。
カラム数
元来ブログには、カラムというデザイン的ブロックがある。
一般的なMAXが3カラムで、これはPCにて両サイドバーにリンクなりリンクなりリンクがごちゃごちゃしているやつだ。かつてはまとめブログに、昨今ではたまにキュレーションサイト等に見られるノリである。
最もメジャーなのが2カラム。これはほとんどのブログやメディアで採用され、昔は左サイドバーが多かったが、今では右サイドバーがほとんどである。理由はコンテンツ(記事)が重視されたため。
そして1カラム。これはサイドに何もない。ということは、必然的に記事に集中せざるを得ない。ということは、言うまでもなくこれが一番ミニマムだ。
当然、最もミニマムなデバイスであるスマホが1カラムなのを見ても納得できるだろう。
はてなブログの最強人気テーマに「Minimalism」というものがある。そのテーマのコンセプトが、「デザインを最小限まで削ぎ落し、美しさを最大限に表現したテーマ。」という。
_(┐「ε:)_ズコー
色使い
最小限です。
白と黒。当然です。
ただ、リンクのカラーはwebデザイン的に必要なので、アクセントカラーとしてもう1色は許しましょう。
なお、ミニマリストを謳うブロガーで、カラーコードを5色以上使ってる人は即刻引退してください。ミニマリストに対する冒涜です。
外部サービスの撤廃
はてなブログを利用するミニマリスターが、はてなブログ内のサービスを利用するのは3歩譲って理解できます。
ただ、外部サービスはNGです。特にしょーもないブログランキングや関連記事サービスのMilliardの利用は言語道断。贅沢すぎます。
そもそもダサいです。
ブログランキングがどれだけダサいかは以下の通り。
まだブログランキングなんてダサくて情弱なサービス使ってるの? - オークニズム
Milliardも、2014年頃はスタイリッシュな関連記事キタ━━(゚∀゚)━━!!とか言って食いついていた多くのWordPressブロガーもいましたが、今は誰も使ってません。
運営もやる気がないのか、もう2年ほど何の更新もなし。
2018年の現在、冷静にならずともあのデザインが全くスタイリッシュではないことは明白です。そして何より、はてなブログの公式関連記事で十分。
よって、ミニマリストの名が汚れるので、これらの外部サービスに関してはスクリプトごと削除してください。
jQueryの撤廃
もはや最近のブログデザインにおいて、jQueryは不要です。処理も重いしオワコンです。かれこれ2,3年くらい前から、脱jQueryは言われていましたが、いよいよガチです。
CSSでほぼ事足ります。
有名なはてなブログのカスタマイズ記事は古いものが多いのか、バッチバチにjQueryを突っ込んできますが、そのカスタマイズ、CSSだけで出来ないか調べてください。だいたいできます。
全くミニマリストの逆をいくこの「オークニズム」でさえ、jQueryは1個も使っていません。
…いや、嘘でした。
ヘッダーをウニュって縮める時のclass付与にだけ使ってました🙊
とにかくミニマリストたるもの、不必要極まりないjQueryに関してはajaxの読み込みごと抹消すべし。
その他不要なもの
デカいヘッダー画像
控えめに言って、タイトルロゴでよい。たまにミニマリストであることをデカいヘッダー画像で全面アピールしている人がいるが、すこぶる出オチ感。
てかテキストのタイトルでよい。
それがミニマリスト。
グローバルメニュー
どうせフッター(ミニマリスト的デザインは1カラムだから)にもカテゴリーなり付けるのだし、同じ機能が2箇所も必要ない。
そもそも、ミニマリスト的ブログであればカテゴリーが雑多になっていること自体ナンセンスかもしれない。究極1カテゴリーでよいw
無駄なCSS
CSSとはその名の通り、装飾である。それこそ+αだ。最小限こそ美学のミニマリストからすれば、見出しとて余計な装飾はNGなのだ。
大見出し、下線
中見出し、左縦線
これで十分でしょう。
広告
もはや、ミニマリストから広告を取り上げると死んじゃうかもしれないので、必要最小限という観点からアドセンスだけ残しましょう。
その他ASP経由のアフィリエイトは不要ですね。ただし、企業から直接オファーがある案件に関してはその限りではありません。
まとめ
ミニマリストとは、ライフスタイルだけにフォーカスして使われるものなのか?いや、そんなはずない。
ミニマリストを掲げる人間というのは、その考え、理念が体に染み付き全ての環境にミニマリストを体現するでしょう。
であれば、「ミニマリストな私はこんなライフスタイルしてまっせー」のそのブログが全然ミニマムじゃなきゃ説得力のかけらもない。
この記事を読んだミニマリストリアンな人はぜひ自分のブログを見直してほしい。本当に必要最小限で構成されているのかどうか。
そしてその上で、ミニマリストの素晴らしさを全力で伝えていただければ、私はそのブログにスターを2万個くらいつけると約束しよう。